はじめに

セミリタイアを目指すことになったきっかけpart1

はじめまして!りょうのすけと申します。

このブログではサラリーマンの私がセミリタイアに向けて取り組んでいることを記事にして記録していきたいと思います。同じように目標を持つ皆様と気軽に情報共有ができるコミュニティができたらと思っています。

ブログを始めるにあたって、自己紹介を兼ねてなぜセミリタイアを目指そうと思ったかを何話かに分けて話したいと思います。

<プロフィール>リンクはこちら

  • 1986年 群馬県出身
  • 家族構成:妻、子供2人、義理の母の5人暮らし
  • 職業:自動車関係会社の技術系サラリーマン
  • 趣味:投資、フットサル、海釣り、アウトドア全般

私は30代前半のサラリーマンです。2011年の就職氷河期と呼ばれていた時に、目指していた製造業のエンジニアとしてなんとか上場企業に入社しました。忙しい毎日で時には朝6時に出社し、帰宅は25時なんてこともありました。ただその時は新製品の生産準備に没頭していて、思い返せば良い意味で必死で夢中な毎日でした。

さてセミリタイアを目指すきっかけとなった出来事を紹介します。当時はその時感じたことがセミリタイアを目指すきっかけとなるとは思いもせず。

南アフリカへの出張

遡ること2015年。海外工場の新製品立ち上げ支援として、南アフリカに合計半年間ほど出張することがありました。南アフリカと聞くとサバンナが広がり、原住民が・・・みたいなことを想像する人がいると思いますが、そんなことは全くありませんでした。街中のショッピングモールは日本の地方にある某モールよりも大きく人も多い。ものすごい活気です!映画館にスポーツ施設、高級品店も並び、アフリカにいるとは思えません。

南アフリカ_ジャカランダの花

南アフリカ_ジャカランダの花

そんなモールの近くのホテルに泊まりながら、新製品の量産立ち上げの業務を経験していきます。日本人出張者は数人一緒におり、それぞれの担当分野毎に現地スタッフとチームを組み業務を進めます。私は4名の現地スタッフとチームを組みました。現地民族出身の男性や入社2年目の若手女性、50歳代の頑固なおじさん、将来の幹部候補のインド人の4人です。

片言の英語でなんとかコミュケーションを取りながらの日々ですが、新製品の立ち上げとあってとても忙しい。朝6時にホテルを出て、帰ってくるのは19時くらいと、平日はせっかくの海外生活を満喫できません。

日本人はそんな働き方をしている中、現地スタッフは定時の16時きっかりに帰ります。やることが全く終わってなくても躊躇なく帰ります。他のチームも同様のようです。中には「これが終わるまで帰るな」なんて言っている日本人出張者もいましたが、なかなか日本人の思いは伝わらない。文化の違いってやつでしょうか。

日本人が全てやってしまうと現地スタッフが育たず本来の姿ではないのですが、出荷日が決まっている以上なんとかしなくてはならず、結局日本人が頑張ってしまうんです。現地スタッフと思いを一つにして頑張る気持ちでいただけに仕事に関しては結構不満が溜まりました。

やはり家族が一番

そこでチームメンバーと食事をしている時、「なんでやることが残ってあるのにすぐ帰ってしまうのか」聞いてみたんです。みんなの答えは共通で「家族と過ごす」ため。できるだけ家族と一緒に過ごしたい、家族のために働いているから、仕事だけの生活はしない!そんなメンバーがほとんどです。休みの日は家族と過ごすのが当たり前、クリスマスや記念日は両親、夫婦、子供たちみんなで過ごす事が当たり前の世界。クリスマスは恋人ではなく家族と過ごすものと聞いたことがありますが、本当にそういう人が多く、日本人との違いを実感しました。メンバーからは逆になんでそんなに働くのか?と質問をされてしまいました。なんと回答したかあまり覚えていません。生活のため?家族を養うため??自分のスキルアップのため???会社のため????仕事が好きだから?????今でも納得できる答えがありません。この海外プロジェクトの期間中、妻が第1子を出産。運良く出産の立会いはできたものの、産まれたあとの数ヶ月間は日本と南アフリカで離れ離れの生活。成長をそばで見れず、子育てのサポートもできませんでした。

それから少しずつではありますが、働く意義や働き方、自分が本当にやりたいことを考え直す機会が増えてきました。そして2016年の春に海外プロジェクトも無事終わり日本に戻ってきました。そこからサラリーマンセミリタイアを本気で考えるようになりました。

長くなりましたので、今回はここまでにします。次回は日本に戻ってからのことを書いていきます。

長文を読んでいただきありがとうございます。

以下南アフリカの素敵な写真を少し。。。

夕暮れのケープタウンの港町とテーブルマウンテン

夕暮れのケープタウンの港町とテーブルマウンテン

1D4_0775

テーブルマウンテンから見下ろすケープタウン

スタークコンデ(stark conde)のワイナリー

スタークコンデ(stark conde)のワイナリー  ※オーナーの奥さんは日本人で有名

続き(次の記事)はこちらをクリック

-はじめに

© 2023 良之助の脱サラBlog Powered by AFFINGER5

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。